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【日本人から見た台湾】

 先日、大型台風が襲来しました。

 日本では「台風○号」と呼びますが、世界的には台風毎に名称が与えられます。

 今回は英語名SOUDELORという台風だったようで、

台湾では似た音を当てた「蘇迪勒(Sū dí lēi)」という名称がつけられていました。

 台湾は約20個の特別市や県などに区分されているのですが、

主に台風が来る前夜になると、行政区ごとに、翌日の出勤/登校の有無を決定して発表します。

今回は全土でお休み(=「停班停課」などと表現)と発表され、

コンビニエンスストアなど一部のお店こそ空いているものの、

基本的に全ての会社や学校はお休みとなりました。

 日本で大型台風が来た際に、

「危険ですので不要な外出はお控えください」というニュースに触れても、

「いやまあ大丈夫でしょ」と思ってしまう人が多いと正直思います。

しかし、台湾でこの感覚を以って、ピーク時にうっかり外出してしまうと、

少なくない確率でケガをしたり、最悪命を落とすことになりそうだ、

ということを、今回身をもって体験しました。

「百聞は一見に如かず」なので私の近所の様子をご覧ください。

0810-1.JPG 

 台風が過ぎたあと市街地へ行ってみると、

 小さくない木々や看板などが軒並み横たわっておりました。

 中には縦横1m以上ある道路標識まで横たわっていました。

 これが後頭部に直撃したら間違いなく即死だと思います。

 そんな中、台風の影響がこんなところにも…

0810-2.jpg 

 郵便ポストが風で曲がってしまいました。

 これ、日本だと「危険なので即撤去!」となりそうですが、

 台湾では「かわいい!」と皆が言い出して、記念撮影のために長蛇の列ができ、

 さらには郵便局員も一緒に写真に収まり、

 その後どうやら「足元を補強した上で『保存』します」ということになったようです(笑)

 この感覚、まさに台湾と日本で大きく違うところだなあと思いました。

 こういうユーモアや柔軟性を日本人も少し持ち合わせることができたら、

 社会全体のストレスが少しは減るかもしれないのに、と思った台風一過のひと時でした。

 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。それでは!



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【日本人看台灣】 『台風襲来』

有一天,大颱風侵襲了。

 在日本,颱風被叫「台風○号」,世界上每個颱風被給特定的名子。

 這次颱風的英文名字是”SOUDELOR”,

在臺灣它被叫「蘇迪勒(Sū dí lēi)」,是跟英文名字聲音類似的。

 台湾有20個左右的行政区分(特別市,縣等等),

颱風要來的前晚,各行政區發表,隔天要不要上班/上課。

這次全台灣發表了「停班停課」,

儘管便利店那樣的一部分商店開放的,

基本上所有的公司跟學校沒有上班上課。

在日本大颱風要來的時候,

如果看到「很危險,請不要出外面」那樣的新聞,

說實話很多人應該會覺得「應該沒問題吧」。

但是,我這次第一手經驗了

如果在台湾也有那樣的感覚,在尖鋒時間不覺地去外面的話,

不概率較小要被受傷,最壞的話要死了。

「百聞不如一見」,請看我家附近的樣子。

(照片0810-1)

 颱風過去之後我去去看市區,

 如不小的樹木及招牌已經躺在一刀切。

 之中有垂直和水平的長度超過1m的路標也躺在。

 如果它擊中後腦勺的話,我們肯定當場死亡。

 在這樣的,颱風的影響在這樣的地方也出現了…

(照片0810-2)

 郵筒被強風吹歪了。

 在日本的話,這個應該會「因爲很危險,馬上要撤去!」

不過在台湾,大家說「很萌!」,爲了紀念照那邊發生了很長排隊。

 而且郵政工人也一起被拍照片,

然後可能決定了「郵筒的底座仍須加強,將『原地保留』」。

 我覺得這樣的感覚正是台灣跟日本不一樣的地方。

還有我在颱風過去的一陣時間想一想,

如果日本人也有這種幽默和靈活性的話,

社會的全部壓力可能減少一點。

 感謝您這次也閲讀到最後。那麽,再見!-

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